乗鞍高原の朝、雨が降ったり止んだり。天気予報は曇り、午後か
ら雷。こんな天気で畳平に行っても雨か霧?。と思っても、ここまで
来て行かない訳にはいきません。
畳平バス停に着いた時は、霧の中。ある程度の見通しがきくので
ライチョウ探しスタート。
10分もしないうちに、何と霧が晴れました。続いて目の前にこの
光景。6羽のヒナを連れたライチョウの親鳥に会えました。

ヒナは恐れを知らずチョコマカチョコマカ駆けずり回ります。親鳥
は周りに目を配り大変。

ヒナたちは、ハイ松の上をトコトコと歩き回ります。さすが身が軽い。

ヒナ達は、6羽がバラバラに歩き回り、餌を探しています。

こんな怖い顔をして、餌を探しています。遊歩道に下がって立って
いても、こちらに向かって歩いてきます。あまり人を恐れていま
せん。距離は5mを切っています。
行先を妨げず、開けてあげる等の配慮が必要です。

親鳥であります。とても心配そうな目つきでヒナたちを見ていまし
た。
観光地ですからやむを得ないですが、私が山を登っていた頃(40年
ほど前)は、子連れのライチョウは人を見れば逃げたものです。
あまり人を恐れる感じはありませんでした。その分人が気を使っ
てやらないといけません。

やっと見つけたイワヒバリ、岩の割れ目から姿を現しました。「うー
ん、遠すぎて困ったな」の一言であります。

幸いなことに、近くに飛んできて石の上に座り込みました。何をし
ているのと思っていたら。

岩の上の水たまりで水浴びを始めました。

最後に見たい鳥のカヤクグリであります。畳平の駐車場周辺で見
つけて、のんびりと写しました。

この写真は、上の個体と同じ鳥を、同じ場所でネオ一眼で写した
ものです。一眼の写真(上の写真)と比較してみてください。コンデ
ジ恐るべし。

コマクサなどを背景にカヤクグリさんであります。高山植物もかな
り咲いていました。

3羽もそろって私たちがいる遊歩道にやってきました。テリトリーの
境目なのでしょうか?。しばらくにらみ合いをしていました。

2人も人が居るところで、このようににらみ合いです。この個体は
、上の写真の個体を下からにらんでいました。

乗鞍畳平で見たかった鳥3種を、2時間ほどの短時間で効率的に
見れました。
上高地での鳥見が散々だったので、乗鞍畳平でホッと一息つけ
ました。11時頃西の方から雲が増え始めたので、早々に畳平か
らに退散しました。
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